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エアフローと交通流
P180の熱源分散構造と電源ボタンが隠れる前面扉に惚れて買ったわけですが、初めて熱源分散の構造を知ってから感じたPCケースのエアフローについて、ちょっとしたコラムを書いてみました。

「PCケース内の熱処理」と「交通工学で言うところの交通流処理」には似通った歴史というか変遷があるんです。
興味のある方は続きをどうぞ。
まずある地域内の交通の流れを考えます。
地域内には商業施設、会社やマンションと交通を発生させる施設が複数あってこれからも増えそうな見通しだ。現道の処理能力ではもう限界に来ている。
じゃあその増えつづける交通を捌くためにはどうすればいいだろう?
 (1)現道を拡幅して車線数の多い大きな道路で捌く
 (2)新しい道路(迂回路やバイパス)を作って交通を分散させる
 (3)交通の発生する時間を変えて現道のまま捌く
日本では主に(1)で対応してきたわけです。
するとどーでしょう。道が良くなると交通発生施設からの交通が急激に増えた上に、いままでソコを通らなかった交通がどんどん流入してくるのです。捌ける量が増えたらそれを期待して交通も増えちゃったわけです。終わらないイタチゴッコです。
それじゃあってんで時代は(2)へ移りました。
現道拡幅で大きい道路を作るのには限界があるから、別の道を作って交通の流れを分散させて対応しよう。いわゆるバイパスです。渋滞する市街地を通らないで良い人はバイパスを使って通り過ぎて(近道して)もらいましょう。そうすれば市街地の交通量も減るしな。ってなことです。
(3)はいわゆる時差出勤ですが、これは時間軸を追加した場合の負荷分散なのでここでは触れません。

ここでPCに置き換えてみます。
ケース内にはCPU、VGAやHDDと熱を発生させるモノが複数あってこれからも増えそうな見通しだ。今の廃熱方法ではもう限界に来ている。
じゃあその熱を捌くためにはどうすればいいだろう?
前述の(1)は昨今のヒートシンク・ファンの巨大化にそっくりです。
そして(2)はP180でいうところの熱源(負荷)分散です。
処理能力が増やせないなら、仕事量をシェアすれば良いんです。
BTXのように熱源を出来るだけ一直線に並べて熱処理を効率化する方法もあるでしょうが
所詮流しそうめんです。最後の人にはほとんど取り分(冷却のための温度差)は無いと思います。
ケースサイズに常識的な制約がある以上は熱源分散しかないと思うわけですよ。
いまだにBTXが普及しない原因もそこにあるのではないかと思ってます。

全然違う畑ですが原理は似通ってると思いませんか?
結論として言いたい事は2つ!
 ・熱源分散を基本思想としたP180の設計方針は正しい。
 ・これからのキーワードは負荷分散
コレですよコレ。

ということで最後まで駄文に付き合ってくれた人、アリガトン。
交通工学について興味をもたれた人は、「交通計画学」や「道路交通需要予測の理論と適用」あたりを読んでみるとよいかも。
特に「道路交通需要予測の理論と適用」についてはごく最近適用されだした理論でなかなか面白いです。
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2005/09/09(金) 17:59:15 | 禿げてもめげない

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